セックス依存症で悩んでいる女性は少なくありません。
男性のようにオープンに、セックスの話ができないからこそ、誰にも言えずに一人で抱えてしまうことも。
セックス依存症というと、とにかく“性欲の強い人”だと思われがちですが、実は違う理由が隠れていることも。
女性のセックス依存症とはどのようなものなのでしょうか。
目次
セックス依存症は病名ではない
セックス依存症というと病名のように思われがちですが、正しい診断名ではありません。
依存症と聞くと「とにかく性欲が強くて、いつでもセックスのことを考えている人」なんてイメージを持っている人もいるかもしれません。
セックス依存症で悩んでいる女性の中には犯罪に走ってしまう人もいれば、性的なファンタジーに強く興味を持つ人います。
女性にとってもセックス依存症の症状にはさまざまなものがあります。
精神的になにか不安なことがあり、ストレスを抱えている、モヤモヤした気持ちを制御できず、解消法としてセックスを選んでしまっている可能性があります。
気持ちを安定させるための手段として、不特定多数とセックスをする、頻繁にマスターベーションをしてしまうことも。
セックス依存症の女性はとにかくセックスをしないと落ち着かなくなります。
性行為をしているときだけ、頭が真っ白になり嫌なことを考えなくても済むと考えてしまう女性もいます。
最初は気持ちの安定で始めたセックスも、次第に頭から離れなくなり仕事や学業などの日常生活に支障をきたすようになる女性もいます。
なかには彼氏がいても、何度も浮気がバレてしまい、別れる・離婚問題に発展してしまうことも考えられます。
セックス依存症になってしまう女性の特徴
セックス依存症を他人事だと思っている人もいるかもしれません。
女性でも性欲の強さは人それぞれ違いますし、ほとんど性欲がないなんて話す女性もいます。
ただ、セックス依存症は誰にでも起こりうることです。
セックス依存症になってしまう女性は以下のような特徴があります。
1.自己評価の低い人
子どもの頃に親から否定されて育った、虐待を受けていたなど辛い経験をしていると、自己評価が極端に下がってしまいます。
「自分はいらない人間なんだ」と思い自分の存在を否定してしまいがちです。
「自分には価値がない」「自分は何をやっても駄目」など自己評価が低くなることで、セックスのときに求められると「自分は必要とされている」と勘違いしてしまいます。
セックス依存症の女性のなかでも、抱きしめてもらうと安心するなど、存在意義になってしまっているのです。
2.ストレスを感じやすく繊細な人
毎日の生活のなかで、日々ストレスを感じやすい繊細な女性はセックス依存症になりやすいと言われています。ちょっとした出来事でも深く傷ついてしまい、誰にもわかってもらえない不安や鬱憤をセックスで果たそうとしてしまいます。ストレスを上手く解消できないので、セックスをする行為自体がストレス発散の手段になってしまいます。でも繊細な心も持ち合わせているので、セックスを何度もしているうちに自分自身を傷つけてしまいます。
3.真面目で頑張りすぎる人
真面目で自分の本音を誰にも話せない、がんばり屋さんの女性もセックス依存症になりやすいといわれています。
例えば責任のある仕事を任されているリーダー気質の女性は、仕事で気を張っている分、どこかで力を抜く場所が欲しくなります。
「しっかりしてるね」と褒められることも好きで発散する場所がありません。
本当の自分が出せるセックスに強く惹かれてしまい、不特定多数の男性と関係を持ってしまうこともあります。
女性にとってセックス依存症が危険なわけ
セックス依存症が女性の場合、さまざまなリスクが考えられます。
例えば望まぬ妊娠をし辛い思いをする、性感染症にかかるリスクが高くなるなど、身体にかかる負担も大きくなります。
他にも、結婚して家庭を持っても不倫がバレてしまい社会的な信用を失ってしまうことも…。
風俗通いがやめられなくなり、借金を重ねてしまう人もいます。セックス依存症であることが、大きな問題になっているのにセックスがやめられない、悪循環になってしまいます。
女性にとってセックスをすることで、女性ホルモンが活性化され美しくなるなどのメリットもありますが、セックス依存症になり日常生活に支障をきたすのであればしっかりと向き合っていく必要があります。
特にセックスをしているときは、気持ちも満たされるものの、終わったあとに寂しさを感じ、どうにもならない不安な気持ちを感じる女性は、余計に依存してしまい、セックスなしの生活が難しくなってしまいます。
自分では気付かないうちにセックス依存症になっている女性もいます。
セックス依存症からAV女優の道に進む方も
AV女優になる理由として「お金」という理由が多くはありますが、単純に「セックスが好き」「セックス依存症だから」という女性多くもいらっしゃいます。
セックス依存症は日常生活や仕事にも支障をきたすほどでもあります。
そこでセックス依存症を「仕事に生かそう」「お金にしよう」と考える女性も少なからずいるようです。
実際にAV女優になった方がセックス依存症を告白していることもあります。
まとめ
今回はセックス依存症とはどういうものか、セックス依存症になってしまう女性の特徴などをご紹介しました。
女性にとってセックスは好きな異性と身体を交わることで「幸せだな」と感じる方法でもあります。
より「愛されているな」と感じられるセックスでないと、女性にとってもデメリットにしかなりません。
もしストレスや過去のトラウマがセックス依存症の原因となっているのであれば、信頼できる人に相談するなど、別の解決方法も見つけていくことが大切です。