こんにちは。
元AV女優のさくらです。
最近は作品を見る女性が増えていますが、視聴しながら、
「AV女優は撮影の時、どんな心理なんだろう?」
そんな風に、女性目線で考えたことがあると思います。
元女優である私も、デビューする前は女優心理が気になって、勝手に想像していました。
今回は、実際に女優活動をしていた私が、女優になる時、撮影する時の心理を解説いたします!
目次
AV女優になるときの心理って?
業界に入るきっかけは女優さんによってさまざまですが、私は知り合いに誘われてデビューしました。
当時、スナックでアルバイトをしていたのですが、そこのママさんが実は女優もしている方で、
「AVの仕事に興味ない?」
と誘われ、事務所で話を聞くことに。
担当者がママさんの知り合いだったので、面接時の緊張は無かったのですが、未知の世界を前に、ドキドキしたのを覚えています。
話を聞いて、スナックのアルバイトよりもらえるお金がだんぜん良かったこと、AVの世界ってどんな感じなんだろう、という興味もあったことから、事務所へ所属することになりました。
事務所へ登録してから、担当者(後から知ったのですが、この人がマネージャーさんでした)と一緒にメーカー挨拶をして、数日後に初仕事の依頼をいただきました。
複数の女の子と一緒に出演する、いわゆる企画モノというタイプの作品で、内容を聞きながら契約書にサインをするのですが、不思議な気持ちでした。
契約書には、撮影内容の流れが書かれているのですが、
「この職業の女性を演じてもらって」
「さくらちゃんはこのシーンで男優さんと絡んで」
「次のシーンでは、男優さんにフェラをして」
みたいなことが、細かに書かれているんです。
この時は他の女優さんや男優さんがいない状態のため、
(当日、実際にこれをするのか……)
という実感が湧かないまま、出演契約を済ませました。
出る覚悟は決まっていたので、止めようとは思いませんでした。
AV女優としての撮影時の心理は?
いざデビューの当日、都内にある某スタジオに集められました。
監督さんやスタッフさんから挨拶があり、台本をもとに打ち合わせが進められます。
まだ若かったこともあり、これから迎える本番プレイよりも、女優って本当にバスローブを着て待機するんだ! とか、思っていた以上に周りのスタッフが多いことに驚きながら、自分の出番を待っていました。
人前でするはじめてのセックスは、相手が若い男優さんだったので、すんなり受け入れられました。
後から考えると、この男優さんはそれほど撮影経験がなかったため、また別の機会にプロ男優さんの凄さを知ることになるのですが……。
撮影がはじまって、男優さんの絡みがあって、すべてがはじめての経験だった私は、気持ちいいとか悪いとかそういう感情ではなく、
「たくさんの人が撮影しているこの作品を、私のミスでダメにしたくない」
という気持ちでいっぱいでした。
今どうするべきか、何を口にするべきか、監督さんやスタッフさんがカンペを出してくれるので、それを見ながら間違えないようにしなければ……と必死になっているうちに、撮影が終わっていた、という感じです。
出演してみるまでは、
「人前でセックスするなんて恥ずかしいに決まってる」
と思っていたのですが、他の女の子やスタッフがあまりにも当たり前のように、TVドラマを撮影しているのと変わらないようなノリで進行しているので、感覚が麻痺した感じです。
私もこの日、他の女の子の絡みを見学させてもらいましたが、経験のある子はさすが上手でした!
その後も、いくつかの撮影に参加しましたが、男優さんのリードが上手な現場では感情が入ったり、得意なジャンルではない作品の場合は必死に演技をしたり、作品によって心理状態はさまざまです。
人間なので好き嫌いや相性はありますが、どの現場もスタッフさん達がやさしくて、安心して仕事に打ち込めたのが嬉しかったです。
AV女優に向いている人・性格
実際にアダルトビデオに出演してみて、女優に向いているのは、
- ノリがいい子
- 素直な子
- 潔癖過ぎない子
こんな子だと感じました。
撮影では非日常な衣装を身につけたり、ありえないシチュエーションでセックスしたり、という場面がありますが、この時ノリがいいと楽しく進められるので、現場が和みます。
エッチが好きか嫌いかで言えば、当然好きな方が有利ですし、身体や柔らかかったり、男優さんのアソコが大きくても入りやすい身体だったり、という場合はさらに仕事がしやすいと思います。
こう書くと、経験豊富じゃなきゃ無理? と勘違いされるのですが、男性経験のない女の子、少ない女の子も結構いますので、問題ありません。
台本通りに進んでいくことが多いので、素直に内容を実行できる女の子、監督からの指示や指摘を素直に聞ける女の子も大切にされます。
あとは、自分よりもだいぶ年配のおじさんと絡んだり、疑似精子や本物の精子を口に含んだり、という内容の撮影が絶対に出てきます。
潔癖過ぎてしまうと、すべての行為が嫌になってしまうので、撮影だと割り切って楽しめるタイプだとスムーズだと思います。
男優さんのテクニックが上手い時は、撮影の流れさえ忘れなければ、個人的に気持ちよくなってもOK! 男優さんも喜んでくれます。
難しいことはあまりないので、興味がある女の子は気軽にチャレンジしてみてください!
AV女優になる方法・流れ
女優になるには、事務所への登録が必要です。
私の場合は、働いていたスナックのママから紹介されて事務所へ所属しましたが、その他にも、
- スカウト
- SNSなどでの勧誘
- 事務所HPから自分で応募
など、いろいろな方法があります。
スカウトや勧誘は、どんな事務所に紹介されるか分からないので、あまりおすすめしません。
女優を目指すなら、有名なプロダクションのHPをみて、信頼できそうな事務所を選ぶのが良いと思います。
事務所にコンタクトを取ったら、次は面接です。
どんなお仕事があるのか話を聞いて、納得できたら事務所へ所属しましょう。
事務所面接が終わったら、実際に作っているメーカーさんとの面接が待っています。メーカーさんに気に入ってもらえると、リピートで呼んでもらえるので、愛想よく仲良くしておきましょう。
メーカー面接の結果、出演が決まったら晴れてデビューです。
身体のコンディションを整えて、本番に臨みましょう!
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AV女優の心理は人それぞれ
出演している女の子の心理は、人それぞれだなって思います。
完全に仕事だと割り切っているプロフェッショナルもいれば、単純にエッチが好きで仕事している子もいる世界。
特殊な業界ですが、どんな女の子も頑張れているのは、やさしく迎え入れてくれる雰囲気があるからかもしれません。
実際私は、いろいろな現場で新しい出会いをするのが楽しみでした!
私がいた頃よりも、もっとずっと働きやすくなっている業界。
これからデビューするなら自分らしく、とことん満喫してみてください。