「援助交際」という言葉は誰もが一度は耳にしたことがあることでしょう。
援助交際とは男性に対して金銭的な援助を求め、その見返りにデートや肉体関係などを提供します。
日本では1980年代から援助交際が広がり始め、1990年代では流行語大賞に入賞し、世間の人に知られるようになりました。
援助交際は一見古いものという印象を持つかもしれませんが、近年流行りのパパ活や立ちんぼ、交縁なども援助交際に似たようなものです。
呼び名が変わっただけで「女性が体を売る」という点では同じ意味です。
そこで今回は援助交際が危険な理由や援助交際でトラブルに巻き込まれないための対処法を紹介しています。
目次
援助交際が増えているって本当?
平日夜会えるパパ募集してます🏩💖#岡山P活 #倉敷P活 #福山P活 #円 pic.twitter.com/BlCNRln5BN
— yua (@yuadesuyan) May 19, 2023
先述したように援助交際というワード自体、少し古く感じる方もいることでしょう。
実際のところ援助交際という言葉が使われなくなっただけで似たようなものはいくらでもあるのです。
似たようなものの一つにパパ活が挙げられます。
「パパ活は援助交際じゃない!」と思う方もいるかもしれませんが“金銭の交渉をして肉体関係を持ちお手当てをもらう=女性が体を売る”という本質に違いはありません。
最近よく耳にするようになった立ちんぼ、交縁、サポート、割り切りなども援助交際と同様の意味を持っています。
近年はネットの普及によりSNSで援助交際の募集をするケースが増えており「#P活」「#円 」「#プチ 」「#サポ 」「#援」これらは全て援助交際の募集です。
どうしてこのような募集が多く見受けられるようになったかというと新型コロナによる休業・失業や物価高騰などが関係しているようです。
さらに漫画「明日、私は誰かのカノジョ」やYouTubeの影響でホストブームが巻き起こりホスト通いのために援助交際をする女性が増加しているようです。
援助交際はリスクばかりで危険!
援助交際は金銭と引き換えに肉体関係を結び短時間でお金を稼げます。
最近ではSNSでも手軽に援助交際の募集ができますし、金銭的な余裕がある男性を捕まえることさえできれば効率よく稼げます。
しかしながら援助交際は危険やリスクも多く、最悪の場合は事件に巻き込まれる可能性もあります。
こちらでは援助交際の危険やリスクについてまとめています。
妊娠・病気の危険性
援助交際をする男性はこれまでどのような性体験をしてきたか分かりにくい相手でもあります。
そのような男性と肉体関係を持つことで考えられる危険性のひとつに「性病」があげられます。
援助交際をする以上は避妊をすることが大前提。しかし、きちんと避妊をしていても性病に罹患してしまう可能性は十分にあります。
そして肉体関係を持つ以上は妊娠にも注意しなければなりません。
女性を大事にできない男性の中には「生でやらせたら1万あげる」などと言って、避妊をせずに性行為をしようとする人もいます。
援助交際は相手の素性が分からないケースが大体なので、目先のお金に騙されずにきちんと避妊をしましょう。
ヤり逃げされる危険性
援助交際をする男性の中には女性と交わした条件を守る気がなく、ヤリ逃げする男性も少なからずいます。
ヤリ逃げのパターンとして、
- 女性がホテルでシャワーを浴びている間に逃げる
- トイレやたばこなどを言い訳にしてその場から逃げる
- 後で振り込むといって逃げる
などがあげられます。
ヤリ逃げに遭った場合、もらえるはずだったお金ももらえない上にホテルなどの料金も自分で支払うことになります。
盗撮をされる危険性
インターネット社会である昨今、最も危険であることのひとつに“性行為中の写真や動画をネットで拡散される”があげられます。
「プレイの一つ」と称して写真や動画を撮ろうとする男性は多く、匿名でネットにアップロードするケースも珍しくはありません。
拡散されてしまった場合は親バレ、身バレなどの危険があります。
レイプをされる危険性
“ネットでのやり取りでは1対1でプレイをする約束だったのに…ホテルに行ったら複数人の男性がいた”というケースも少なくありません。
援助交際は安全なプレイだけで済むとは限らず、複数人、蹴る、殴るなどのセックスを強要される危険性があります。
万が一レイプ被害に遭ったとしても原因が援助交際である以上は誰にも相談できずに泣き寝入りするケースも多くあります。
援助交際でトラブルに巻き込まれないためには
援助交際で身の危険を守り、トラブルに巻き込まれないためには次のポイントをチェックしておきましょう。
個人情報を伝えたいようにする
援助交際で相手の男性と会った際に会話の中で名前や住所、会社名を聞かれるケースは少なくありません。
これらの個人情報を教えてしまうとストーカー被害に遭う可能性があり、大変危険です。
もし個人情報を聞かれた場合は次のように対処しましょう。
- 名前の場合:下の名前だけ教える
- 最寄り駅を聞かれた場合:最寄駅から二駅以上離れた駅を教える
- 会社を聞かれた場合:「小さな会社の事務員だよ~」なとどと会社名を濁す
援助交際の相手男性に個人情報を安易に教えるのは、後々のトラブルを考えると大変危険です。
その場しのぎのお手当のためにと自分自身のことを教えるのは絶対に控えましょう。
身の危険を感じたら逃げる
援助交際は全て自己責任で行うもので、万が一トラブルに巻き込まれたとしても自分で対処する必要があります。
だからこそ特別な理由がないとしても少しでも「危ない」と感じたら逃げるようにしましょう。
援助交際は大きな危険とリスクが伴い、実際に被害に遭った話は尽きません。
避妊具は自分でも準備する
援助交際をする男性の中には避妊をせずに性行為をしたがる男性も少なくありません。
避妊なしの性行為は性病、妊娠などの危険があるので避妊具は持参しておきましょう。
相手の家や車では会わない
男性の中には「ホテル代も出すから自宅に来て」と言ってくる場合もあります。
自宅に行けば完全に2人きりの空間になり、ホテルのように監視カメラもありません。
自宅や車内では、万が一事件やトラブルに巻き込まれた場合に証拠となるものが残りにくいので相手の自宅や車では会わないようにしましょう。
援助交際よりも安全に稼げる方法!
援助交際は1回の性行為で2~5万近くのお小遣いを得ることができるため、手軽に稼げるバイトとして利用する女性も少なくありません。
しかし、男性に個人情報がバレてしまった場合はトラブルに発展する可能性があります。
加えて性病、妊娠の危険性やレイプされてしまう危険性などさまざまな危険が伴う行為とも言えます。
危険やリスクを気にせずに安心して稼ぎたい方には「チャットレディ」がおすすめです。
チャットレディはオンライン上で男性客と話したり少しエッチなパフォーマンスをする仕事です。
一見難しく思えるかもしれませんが、最近流行のライブ配信アプリのような感覚で配信しながら手軽に稼ぐことができます。
チャットレディは個人情報を知られる心配がないため身バレの可能性が少なく、工夫次第では短時間で効率よく稼げます。
さらに援助交際のように直接男性と会うことがないため性病・妊娠の心配もありませんし、肉体関係を強要されることもありません。
援助交際でありがちな「ヤリ逃げで泣き寝入り」という危険がなく、安心・安全に仕事ができます。
まとめ
今回は援助交際が危険な理由や援助交際でトラブルに巻き込まれないための対処法を紹介しました。
援助交際は上手くいけば短時間で高額を稼げる手段ですが、多くの危険やリスクが潜んでいます。
お金が絡んでいる以上は些細なことでトラブルに発展する可能性もあります。
出会った男性から心や体を傷つけられたとしても周りに相談しにくく助けを求められないのも援助交際の怖さです。
援助交際をする以上はどんなに優しそうに見える相手でも警戒心を持ち、何か起きる前に自分で身を守りましょう。