女性は洋服にコスメ、美容など、さまざまなことにお金がかかります。
すると今月ピンチ!なんてことも……。
「時間はないけど、たくさん稼ぎたい!!!」こんなことを一度は考えたことはありませんか?
そんな方におすすめなのが夜職(ナイトワーク)です。
「夜職って実際どのようなもの?」と疑問を抱く方もいるでしょう。
今回は女性の夜職の種類やそれぞれの特徴、仕事内容、お店選びのポイントやお店の探し方などをご紹介します!
目次
女性の夜職の種類にはどのようなものがある?
まず、夜職と言うと「水商売」を想像するのではないでしょうか。
夜職は「ナイトワーク」とも呼ばれます。
しかし、ひと言に「水商売」「ナイトワーク」と言ってもさまざまな種類があります。
夜職の種類によって行う作業やお給料、服装など、さまざまな点が異なります。
まずは夜職にはどんな種類があるのかをご紹介していきます!
夜職を大きく分けると以下のようなものがあります。
- キャバクラ
- 高級クラブ
- ラウンジ
- スナック
- ガールズバー
女性の夜職の業種別の特徴や仕事内容
ここからは先程挙げた女性の夜職のそれぞれの特徴や仕事内容などをさらに詳しくご紹介していきます!
キャバクラ
客層 サラリーマン・経営者・職人
キャストの服装 ドレス・ミニワンピース・スーツ
キャストの年齢層 20歳~35歳
時給相場 時給3000円~6000円
指名 あり
バック 本指名・場内指名・同伴・ドリンク・ボトル・売上の〇%
同伴・アフター あり
ノルマ 半々
「キャバクラ」は女性の夜職の中でも、最もメジャーで人気があると言えるでしょう。
キャバクラで働く女性は「キャバ嬢」という呼ばれ方が一般的ですが、お店の中では「キャスト」と呼ばれます。
最近では売れっ子キャバ嬢のメディアへの露出が増え、YouTuberとなったり、引退後は自ら経営者となる方も多く、夢のある職業です。
キャバクラの主な仕事内容はお客様の横に座り、お酒を作り、タバコに火を付け、接客をします。
指名の無いお客様(フリー)に着く際には、自分の指名へと繋がるような接客をし、他の指名キャストの代わり(ヘルプ)に着く際には、指名キャストがいない時間も退屈させないよう心がける必要があります。
フリーのお客様に着く時間は1人あたり15分〜20分となるので、そのわずかな時間で自分をいかにアピールできるかが売れっ子キャバ嬢になる秘訣でもあります。
キャストの服装はドレス・ワンピースが主流で、お店のコンセプトによっては「私服」「コスプレ」「水着」「ランジェリー」などのキャバクラもあります。
同伴・アフターはお店によっては禁じているお店もありますが、基本はありと考えた方がよいでしょう。
競争が激しい世界なので、繁華街などにあるキャバクラなどはノルマなどが設けられているところが多いでしょう。
また、売れっ子キャバ嬢になると時給制ではなく、売上折半などといったシステムもあります。
高級クラブ
客層 経営者・会社役員・政治家・芸能人
ホステスの服装 ドレス・着物
ホステスの年齢層 25歳~40歳
日給相場 日給20,000円~30,000円(時給制の場合もあり)
指名 あり(永久指名が多い)
バック 売上の〇%(バック無しのところも多い)
同伴・アフター あり
ノルマ あり
「高級クラブ」と言えば「銀座」のイメージが強いですよね。
高級クラブは銀座の他に都内では「六本木」「赤坂」、名古屋の「錦」、大阪の「北新地」、博多の「中洲」などが有名です。
高級クラブには、一見さんお断りといった会員制クラブも多く存在します。
また、高級クラブで働く女性は「ホステス」と呼ばれます。
高級クラブも仕事内容はキャバクラに似ていますが、料金システムや指名制度、給料システムなどが大きく異なります。
料金システムはさまざまなチャージ料が発生したり、アイス、ミネラルウォーターも別途発生する場合もあります。
指名制度もキャバクラは「指名替え」と呼ばれるような都度指名するキャストと替えることができますが、高級クラブでは「永久指名」と呼ばれるように一度担当したホステスを変更することはご法度となります。
ホステスの給料システムも時給制ではなく日給制、売上制を取り入れているクラブが多いです。
それから高級クラブにはお店を取り仕切る「ママ」が存在します。
ママと一緒に同伴やアフターに同行したりすることも多くあります。
客層も経営者・会社役員・政治家・芸能人などがいらっしゃるため、会話の内容にも注意が必要で、礼儀や知識を身に付けておくことが重要と言えるでしょう。
ラウンジ
客層 サラリーマン・経営者・会社役員
キャストの服装 ドレス・ミニワンピース・私服
キャストの年齢層 25歳~40歳
時給相場 時給3,000円~5,000円(日給制の場合もあり)
指名 半々(永久指名の場合も)
バック 指名・同伴・ボトル
同伴・アフター あり
ノルマ 半々
「ラウンジ」とはお店のコンセプトにより異なりますが、高級クラブとキャバクラの中間、またはキャバクラとスナックの中間といった位置付けと言えます。
高級クラブとキャバクラの中間のようなコンセプトにしている場合は、「高級クラブで働く前に少し雰囲気に慣れておきたい」「キャバクラより落ち着いた雰囲気がいい」などと思う方におすすめです。
キャバクラとスナックの中間のようなコンセプトにしている場合は、「スナックより時給が欲しいけど、キャバクラはちょっと…」「指名があってもいいけど、ノルマをあまり気にせずに働きたい」などと思う方におすすめです。
高級クラブ、キャバクラ、スナックの中間のような位置付けなので、料金システムや指名制度、給料システムなどもあらゆる面で合わさったようなシステムを取り入れています。
スナック
客層 サラリーマン
キャストの服装 私服・スーツ
キャストの年齢層 30歳~50歳
時給相場 時給1,500円~2,000円
指名 無し
バック 無し(同伴・ボトルバックなどがある場合も)
同伴・アフター 半々
ノルマ 無し
「スナック」はこれまでご紹介してきたものと異なる点はまず、一般的に女性はカウンター越し、テーブル越しに接客する点にあります。
それから指名制度なども基本的に無いので、バックやノルマなども無いお店がほとんどです。
客層も30代~50代のサラリーマンを中心に、地元の年配の方などがいらっしゃいます。
最近では若いキャストを揃え、若いお客様もターゲットにしたスナックも増えてきています。
「キャバクラのように指名やノルマがあるのは嫌だけど、座って接客したい」と思う方にはテーブル席もあるスナックなどがおすすめです。
スナックは複数人のお客様に対して1人で接客することも多いので、複数接客のスキルも重要になってきます。
カラオケを楽しむお客様も多く、古い歌が歌えたり、歌が上手な方は人気者になれることも多いです。
また、スナックには基本的に黒服がいないので、キャストの方が、掃除や営業前準備はもちろん、営業中の片付け、交換物、洗い物、ドリンク・フードを作ったりする作業も行います。
ガールズバー
客層 サラリーマン・大学生
キャストの服装 私服・コスプレ
キャストの年齢層 18歳~25歳
時給相場 時給1,500円~2,000円
指名 無しがほとんど
バック 無しがほとんど
同伴・アフター 無し
ノルマ 無し
「ガールズバー」はカウンター越しに接客をし、ほとんどの時間を立って過ごします。
接客中はもちろん、空いている時間には交代でチラシ配りなどを行うガールズバーが多いです。
基本的にガールズバーでは指名やバック、同伴・アフター、ノルマなどは無いお店がほとんどです。
会話をしながらドリンクをいただくことがメインのため、ドリンクバックのみ発生するお店も多いでしょう。
キャバクラに少し抵抗があったり、夜職が初めての方、学生などにはおすすめです。
しかし、キャバクラのようなシステムを取り入れているガールズバーもあり、指名や同伴があったり、露出のあるコスプレが制服のようなお店もあります。
面接時にしっかり確認しておくと良いでしょう。
夜職の選び方
実際「夜職はたくさんあってどれにしたら良いの?」と悩んでしまう方も多いでしょう。
夜職の選び方の基準をいくつかご紹介します。
仕事内容や条件
先程それぞれの仕事内容などをご説明しましたが、まずは自分にあった仕事内容を考えることがポイントです。
「指名やノルマがあった方がやりがいを感じる」「やるからにはNo.1を目指したい」「有名店や高級店で働きたい」などと思う方には高級クラブやキャバクラがおすすめです。
「指名やノルマが無いところがいい」「ヘアセットや衣装を買ったりしたくない」と思う方にはスナックやガールズバーがおすすめです。
働き方は人それぞれなので、自分にあった仕事内容や条件のお店を探すと良いでしょう。
どのくらい稼ぎたいか、どのくらい働けるか
夜職をする方の理由の多くは「お金」にあります。
生活費や貯金、夢や目標のためなど理由はさまざまです。
夜職をするにあたって、ひと月にどのくらいのお金が必要か。
また、夜職に1週間のうちどのくらいの日数と時間が費やせられるかを考える必要があります。
「夜職1本でやりたい」という方もいれば、「副業でやりたい」「休みの前の日だけ働きたい」「終電で帰りたい」という方も多いので、どの仕事なら目標金額を達成できるかを考えておくと良いでしょう。
まずは体験入店(体入)に行ってみる
夜職にはたいていのお店に「体験入店」という制度があります。
略して「体入(たいにゅう)」と呼ばれるものです。
求人やお店のホームページを見ると「体験入店 時給〇〇~」などといった広告を目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
体験入店とはその名の通り、実際にそのお店を1日体験することができます。
実際に入店するかは、体験入店をしてみてから考えることができるので、まずは体験入店をすると良いでしょう。
客層やキャスト、スタッフの雰囲気を感じることができます。
体験入店の日のお給料は勤務終了後に全額もらうことができます。
夜職の探し方
夜職を探す方法はいくつかあります。
- 夜のお仕事(ナイトワーク)求人
- お店のホームページ
- スカウトマンや友人に紹介してもらう
夜のお仕事(ナイトワーク)求人
夜職専門の求人サイトがあります。
夜職はナイトワークとも呼ばれ、ネット検索や求人雑誌から探すことができます。
ネット検索から探す場合には
「夜職 求人 女性」「夜のお仕事 求人 女性」「ナイトワーク 求人 女性」などで検索をしたり、業種が決まっいてる場合には
「高級クラブ 求人」「キャバクラ 求人」「ラウンジ 求人」「スナック 求人」「ガールズバー 求人」などと入力すれば求人サイトなどが表示されます。
あらかじめエリアを入力して検索をするか、求人サイトの中からエリアを絞り込みをすると良いでしょう。
お店の公式サイト
「あの有名店で働きたい!」「憧れのキャバ嬢がいるお店で働きたい!」と狙いのお店がある場合には店舗名で検索をし、公式サイトから応募すると良いでしょう。
公式サイトと求人サイトで条件が異なる場合もあるので、どちらも確認しておいた方が良いかもしれません。
スカウトや友人に紹介してもらう
繁華街や駅前などで「スカウトマン」に声をかけられたことがある方も多いのではないでしょうか。
「スカウトマン」の多くは夜のお仕事に紹介しています。
または夜のお店ですでに働いている友人などがいる場合にはお店の雰囲気や条件などを聞き、体験入店の予約をお願いしてもらうのも良いでしょう。
まとめ
今回は女性の「夜職」の種類やそれぞれの特徴、仕事内容などをご紹介してきました。
どの業種やお店にするかは、自分にあった仕事内容や条件などから考えてみましょう。
まずは何軒か体験入店に行ってみることをおすすめします。
また、夜職は稼ぐことはできますが、その分体力的にも精神的にも大変なお仕事です。
また、金銭感覚のマヒにも要注意です。
この記事が皆さんの夜のお仕事探しの参考になれば幸いです。
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