【避妊や生理に悩む女性必見】ピルの効果や副作用は?気になる疑問を徹底解説

女性特有の悩みや健康上の課題をテクノロジーで解決しようという「フェムテック」に注目が集まる昨今、避妊や生理痛・PMSの緩和のため、「ピル」の服用を考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、「ピルは太る」「なんとなく体に悪そう」「夜の仕事をしている女性が飲んでいそう」といったイメージが一人歩きしていることもあり、手を出しにくいと感じる方も多いかもしれません。また、「生理痛は重いけど、病気ではないし…」「病院を受診するのに抵抗がある」といった意見もあるでしょう。

先にお伝えしておきたいのは、ピルでさまざまな悩みの解決・改善を目指せる可能性があるということです。

そこでこの記事では、ピルの実態や仕組み、種類、期待できる効果、副作用についてまとめました。処方してもらう方法についても紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。

避妊や生理痛・PMSの緩和に使用される「ピル」の実態

まず、日本におけるピルの服用率や用途について見ていきましょう!

ピルの服用率は262人中12人

2014年の「男女の生活と意識に関する調査」の結果によると、女性262人のうち、「ピルで避妊している」という人は4.6%でした。262人中12人しかいないという計算です。

さらに、同年で「排卵日を計算するオギノ式避妊法を使っている」と回答した人は6.1%、「膣外射精法を使っている」と回答した人は16.0%…と続きました。

ピルは、正しく使用することで妊娠する確率を0.3%まで抑えられる避妊方法です。一方、コンドームを普通に使用した場合は妊娠する確率18%。また、オギノ式避妊法や膣外射精法は間違った避妊法であり、妊娠してしまう可能性も高いと言えます。

また、世界のピル服用率は、途上国で平均11.2%、先進国では平均24.6%。もっとも多いカナダでは43.7%の女性がピルを服用しています。

これらの結果を見て、あなたはどう思いますか?

AV女優やソープ嬢が服用するイメージがあるけれど…?

日本には、「妊娠は自然に任せる」といった風潮が残っているので、ピルをタブー視する女性も多くいます。また、「夜の仕事をしている女性が飲んでいそう」「飲んでいる女性はふしだら」など、偏見を持つ人も少なくありません。

しかし、ピルには避妊効果のほかにさまざまな副効果があり、生理痛緩和のためにピルを服用する人、肌トラブルの改善のために服用する人もいます。

また、あなたが進んで発言しない限り、誰かに知られたり、文句を言われたりすることはほとんどありません。実際、筆者は10年ほどピルを服用していますが、家族やパートナーに偏見の目で見られたことはありません。

ピルの服用を検討しているなら、いかがわしいイメージを自ら捨てて、勇気を出すことが大切ですよ。

ピルの種類と仕組み

考える美人女性

次に、ピルの基本知識を見ていきましょう。「そもそもピルってどんな薬?」「どういう仕組みなの?」と気になっている方は、以下の解説を参考にしてくださいね。

ピルの種類

ピルは、大きく分けて以下4つの種類があります。

  • 中用量ピル:緊急避妊/月経の移動PMSや月経困難症の改善/子宮内膜症の改善に使用される
  • 低用量ピル:避妊/PMSや月経困難症の改善/子宮内膜症の改善などに使用される
  • 超低容量ピル:避妊/PMS(月経前症候群)や月経困難症の改善に使用される
  • アフターピル(緊急避妊薬):緊急避妊に使用される

目的や症状に応じて処方される種類が異なるほか、保険適用かどうかも変わってきますので、まずは婦人科や産婦人科に問い合せてみるといいでしょう。

ピルの仕組み

ピルには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲスチン(黄体ホルモン)が配合されています。この2つの女性ホルモンは脳下垂体という部分と連動しており、通常は脳の指令によってホルモンが分泌され、排卵や生理が起こります。

しかし、ピルでホルモンを取り入れることにより、脳は「これ以上ホルモンを分泌することはない」と判断。これによって卵子の発育が止まり、排卵が起こらない(=妊娠しない)という仕組みです。

少し難しいかもしれませんが、「体で分泌されるホルモンを取り入れることで脳を誤解させ、妊娠に必要な働きを抑えるお薬」だと理解しておけば大丈夫です。

ピルに期待できる効果

スマホを持つ笑顔の美人女性

「ピル=避妊」のイメージが強いですが、実は以下のように多彩な効果が期待できます。

  • 月経困難症の改善
  • PMS(月経前症候群)/PMDDの緩和
  • 月経タイミングの移動
  • 月経不順の改善
  • 子宮内膜症の治療
  • 肌荒れ・ニキビの予防・改善
  • プレ更年期症状の改善
  • 卵巣がん・子宮体がんのリスク軽減

さまざまな効果が見込めるため、ピルへのイメージがガラッと変わりますよね。

ちなみに、ピルの避妊以外の効果は「副効果」と呼ばれ、月経困難症やPMS(月経前症候群)がある方は保険が適用されます。

「生理前と生理後で体調や気分が全然違う」「生理にまつわる症状で日常生活がしんどい」という方は、婦人科を受診してみるといいでしょう。

ピルの副作用

「ピルは太る」というイメージもありますが、実際には吐き気や頭痛、不正出血、めまいなど、「マイナートラブル」と呼ばれる副作用が見られることが多いです。これは、ピルによって体内のホルモンバランスが変わってしまうことで見られる副作用。多くの場合、体が慣れてくる2~3か月の間に治まると言われています。

ただし、喫煙者、肥満の方、40歳以上の女性は、ピルの服用で血栓症のリスクが高まるため、注意が必要。また、これらの条件に当てはまらない方も、定期的に検診を受けることがポイントです。

ピルを処方してもらう方法

ピルを処方してもらう方法としては、以下の2つが主流です。

  • 婦人科・産婦人科を受診する
  • オンライン処方サービスを使う

ちなみに、婦人科・産婦人科の場合は保険が適用されるケースも多いのですが、オンライン処方サービスの場合は月経困難症やPMS(月経前症候群)があっても保険適用外です。

とはいえ、「近くに信頼できる病院がない」「すぐにでもピルを試したい」という方は、オンライン処方サービスの利用がおすすめです。症状やお悩みについても相談できるので、安心して始めることができるでしょう。

まとめ

このページでは、さまざまな悩みの解決・改善が目指せるお薬「ピル」について解説しました。日本におけるピルの服用率は、世界に比べてかなり低いため、まだまだ偏見が強いと推察できます。

しかし、ピルを好んで服用しているのは、AV女優やソープ嬢などのセックスワーカーや、性に奔放な女性だけではありません。PMS(月経前症候群)や月経前症候群、子宮内膜症、月経不順など、さまざまなお悩みの改善が目指せますので、ぜひ選択肢の1つとして覚えておいてくださいね。

ピル以外にもフェムテックアイテムやサービスは増加傾向にあり、私たち女性が穏やかに過ごせる未来も遠くはありません。あなたも、気になるお悩みや症状を1人で抱え込まず、自分に合ったものを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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