一昔前までは風俗といえば男性が利用するものでしたが、近年女性も利用できる女性用風俗が増えています。
魅力的な男性セラピストによる性的サービスを受けられる女性用風俗ですが、利用することは浮気にあたるのでしょうか。
この記事では、女性用風俗の利用が浮気に該当するのかを法律の観点から解説します。また、女性用風俗を利用するリスクについても触れていますので、これから利用を検討される方はぜひ最後までご覧ください。
目次
女性用風俗の利用は浮気?
女性用風俗の利用は浮気に該当するのでしょうか。法律の観点も含め解説します。
そもそも女性用風俗とは?
女性用風俗とは男性セラピストによる性的サービスを受けられるお店です。近年、増加しており店舗数は全国で300店舗以上。
20~30代の若い世代や一般の主婦など幅広い年齢層の女性が利用しています。
性感マッサージやデリヘル、レズビアン向けのデリヘルなどがあり店舗を持たない出張型のお店が多いです。
サービスは主に、ハグ・マッサージ・キス・クンニ・指入れなどセックスの前戯のような内容ですが、挿入は禁止されています。なかには、デートやカウンセリングなど性的サービスが含まれていないコースもあり、楽しみ方は人それぞれのようです。
料金相場は120分15,000円~20,000円ほど。その他、ホテル代や食事代、交通費なども自己負担となります。
浮気に該当する?
法律上、女性用風俗の利用は不貞行為に該当する可能性があります。「不貞行為」とは、配偶者以外の異性と肉体関係を持つことで「貞操義務違反」とされ、法的に認められる離婚の理由です。
女性用風俗を利用してもデートやハグなど肉体関係を持たない場合は不貞行為には該当しないのですが、性的行為をした場合には該当します。
既婚者が女性用風俗を利用する理由
既婚者の利用も多い女性用風俗。ここでは、なぜ既婚者が利用が多いのか理由を解説します。
夫とのセックスに不満がある
夫のセックスが雑な場合や、セックスレスなどで性的欲求が満たされていない女性が風俗を利用することが多いようです。
夫のテクニック不足や体力不足で満足にイくことができない、性癖が合わない、自分本位の雑なセックスなどが重なり女性用風俗で欲を満たそうとするのです。
マンネリ化解消
結婚生活が長くなるとセックスもマンネリ化するものです。いつもと同じパターンに飽きてきて、お互いに興奮しなくなる夫婦も多いようです。
マンネリ化を解消しようと、いつもと違うセックスを楽しみたいときに女性用風俗を利用する女性もいます。
また、夫婦で利用できるコースもあり、寝取られ願望がある場合やパートナーが興奮しているのを見たい場合などに需要があるようです。
寂しさを感じている
夫に相手にしてもらえなかったり、話し相手がいなかったりして寂しさを感じている女性も多いものです。そんな時に手軽に寂しさを埋めてくれるのが女性用風俗。
イケメンのキャストに話を聞いてもらえるだけでも癒されます。さらに性的サービスも受け男性の温もりを感じ、寂しさを解消する手段として利用する女性もいます。
ストレス解消
日々の仕事や家事、育児などでストレスを抱えていて、それを女性用風俗でスッキリさせようと考える女性もいます。
魅力的な男性キャストから丁寧にご奉仕されると悩みやストレスも忘れて非日常感を楽しめます。その非日常感の虜になる女性も多く、ストレス解消したい女性が利用する場合が多いようです。
性的サービスだけでなくカウンセリングなどの話を聞いてくれるサービスもあるので、夫や友達には話せない悩みや愚痴を聞いてもらえます。
普通ではできないプレイを楽しみたい
ノーマルなセックスには満足できず、SMプレイやシチュエーションプレイを楽しみたい女性もいます。夫には恥ずかしくて頼めなかったりするものですが、女性用風俗では自分の欲を存分に開放できるので今までにないプレイを楽しんでいる利用客も多いようです。
女性用風俗のオプションにはおもちゃを使用したり、拘束プレイがあったりと様々な性癖に対応できるようになっています。普通のプレイに飽きてきた女性にはぴったりですね。
女性用風俗を利用するリスク
素敵な男性キャストに癒され性的欲求も満たせる女性用風俗ですが、利用するうえでのリスクも理解しておきましょう。
性病にかかる可能性
挿入をしなくても、男性キャストが性病を持っている場合にはクンニなど粘膜同士の接触で性病にかかるリスクがあります。
性病にかかってしまうと一定期間の服薬が必要となりますし、体への負担も大きいです。
男性キャスト側も定期的に性病検査をしている場合が多いですが、利用する場合は性病のリスクを考えておく必要があります。
本番を強要されることも
プロ意識の低いセラピストから本番を強要されるリスクがあります。法律上、デリヘルや性感マッサージ店で本番行為をするのは禁止されていますが2人きりの空間で何があるかわかりません。
男性の力に反抗できずに無理やり挿入されてしまった女性もいるようです。
バレたら離婚の危機
女性用風俗に通いつめていることが夫に発覚した場合、不貞行為に該当するとされ離婚の原因となります。一度の利用で離婚に至るケースは少ないですが、頻繁に通っているのがバレると危険です。
利用する際は夫にバレないよう対策をする必要があります。
盗撮被害にあう場合も
悪質な男性キャストにあたってしまうと、盗撮被害にあう可能性があります。盗撮したものをネット上にあげられると知人や家族にバレてしまい信用を損なってしまうでしょう。
自身の身を守るためにも、悪質な風俗店ではないか事前によくリサーチしておく必要があります。
ハマりすぎてお金をつぎこんでしまう
自分好みの男性キャストに優しくご奉仕され癒しの時間を過ごしていると、もっと会いたいと思うようになり次々とお金を使ってしまう女性もいます。男性キャストに恋心を抱いてしまう場合も。
男性キャストは仕事としてサービスを提供していることを忘れずに、ある程度距離を置く必要があるでしょう。
まとめ
普通では味わえないプレイができたり、ストレスが解消できたりと既婚者の利用も多い女性用風俗ですが、女性用風俗の利用は浮気すなわち「不貞行為」に該当する可能性が高いです。性病を移される可能性や夫に通っているのがバレてしまう可能性もあります。しっかりとリスクを踏まえたうえで利用するかを検討しましょう。
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