AV女優は男優とセックスするのが主な仕事です。
そのため、「AVの仕事をしてみたいけれど、妊娠しそうで不安…」
そんな心配を抱えている女性も少なくありません。
今回は、女優の仕事に興味がある、出演を検討している方のために、女優はどのような避妊対策をしているのか、妊娠のリスクはないのか、くわしく解説いたします。
目次
AV女優はピルを飲むの?
現役で活躍している女優の多くが、普段からピルを飲んでいます。
ピルを飲む理由は主に2つあり、生理日の調整と避妊対策です。
撮影の日と生理日が重なってしまうと、撮影に支障が出てしまいます。そのため、ピルを飲んで、スケジュール調整している女優がほとんどです。
またピルを飲んでいても、作品のパッケージによくある、「中出し」「生挿入」といった文字に、不安を抱える女性も少なくありません。
「ピルを飲んでいても妊娠するのでは…」
という声が多いのですが、このような作品で使われているのはほとんどが人工的に作られた疑似精子です。また、ピル以外にも、手厚い避妊対策が行われています。
その上で、さらなる安心のため、女優は生理日調整のためにピルを飲むのが一般的です。
現場の避妊対策については、この後くわしく解説いたします。
AV撮影時の避妊対策
撮影する際、女優を傷つけないように、主に3つの避妊対策が用意されています。
どのような方法があるのか、チェックしてみましょう。
避妊対策①コンドーム
「中出し」「生挿入」と書かれている作品であっても、実はコンドーム+疑似精子を使用しているケースがほとんどです。モザイクで上手に隠してくれますので、不安なく撮影に参加できます。
コンドームをつけての挿入かどうかは、事前に契約書で確認できます。「コンドーム無しの挿入」をNG項目にしておくと、より安心です。
避妊対策②パイプカット
有名な男優の多くが、女優の妊娠リスクを避けるため、パイプカット手術を受けています。
パイプカット手術を受けていれば、妊娠の可能性は大きく減りますが、本当に手術を受けているのか証明するのがむずかしいこと、男優も性病検査をしていますが、性病リスクがゼロではないことを考えると、コンドームを使用しての撮影がおすすめです。
数は少ないものの、中にはパイプカットをしている男優との生挿入、中出しという案件もあります。このような仕事を受ける場合は、必ずピルも併用して、妊娠の可能性を減らしましょう。
避妊対策③低容量ピル
女性ができる避妊方法に、低用量ピルの服用があります。
先ほど説明したとおり、生理日の調整もできるため、一石二鳥です。
副作用が起きにくい低容量ピルを服用しますが、それでも副作用がつらい、という場合は、避妊リングを挿入する方法もあります。ピルと同じくらい避妊対策ができる、挿入後は5年程度、避妊効果が持続する点がメリットです。
避妊リングを選ぶ場合、生理日の調整ができません。生理予定日を計算しながら、スケジュールを決定しましょう。
ピルは事務所から支給される?
ピルは医師の診断なく処方はできません。
そのため、事務所から支給してもらうのではなく、クリニックを受診して処方してもらいます。
AV事務所の多くが、定期的な性病チェックを行っているため、性病検査のついでに処方して貰うケースがほとんどです。ピルだけが欲しい場合は、オンラインクリニックを利用する、という手段もあります。
性病検査代やピル代については、支給してくれるプロダクション、自費で賄うプロダクションがあります。所属する前に、支給の有無をたしかめておくと安心です。
AV女優が妊娠するケースはある?
ここまで解説してきたように、現場では女優も男優も避妊対策をしています。
それでも、ごくまれに妊娠してしまうケースがあります。
その理由は、ピルの取り扱いを間違えたケースです。
①アフターピル(緊急避妊ピル)と同じように、中出しプレイがあった後にピルを飲んだ
(低容量ピルにはアフターピルのような効果はありません)
②ピルを飲むのをうっかり忘れてしまった
(3日以上飲み忘れると、時期によっては妊娠の可能性が大きく高まります)
③ピルを飲み始めてすぐに作品に出演した
(ピルの効果が表れるのは、服用後8日程度過ぎてからです)
その他にも、男優さんのコンドームが破れてしまった、外れてしまった、といったトラブルが起きる可能性もゼロではありません。
ピルの取り扱い間違いや、撮影時のトラブルがあった場合は、アフターピルを合わせて飲んでおくのがおすすめです。
まとめ
出演している女優さんは、基本的にピルを服用しています。
自分の身を守るためにも、生理による撮影キャンセルを起こさないためにも、ピルを処方してもらいましょう。
きちんと対策していれば、女優は風俗業よりも妊娠、性病のリスクが少ないお仕事です。
風俗業界の場合、女の子が気付かないようにコンドームを外す、といった悪質な利用者もいます。
できるだけ衛生的な環境で、妊娠の可能性を減らしつつ稼ぐなら、女優の道を選んでみてください。